【原因】陸上部に所属しています。800m、1500m、3000mの中距離走が専門です。2学期が始まってから駅伝大会(11/2)の練習が始まりました。
陸上部の練習が終わってから駅伝の練習も続けていたところ、10月末から左すね(ふくらはぎ)の内側が痛くなりました。痛くなり始めた当初は、部活中のランニングは大丈夫だったのですが、駅伝の練習でジョギングをするだけでもすねの内側がズキズキ痛くなったので、湿布やテーピング、加圧サポーターを装着したりしましたが、痛みは軽減しませんでした。
【施術】左すね内側の真ん中より下を指で押すと痛みます。最近は痛くても我慢してランニングしていることが影響して、左膝のお皿(膝蓋骨)の周囲も痛くなっています。
超音波画像観察を行うと左ヒラメ筋と左長趾屈筋が炎症(傷ついた筋肉組織を修復する反応)を起こしていました(画像、矢印の下の赤い箇所)。
脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント)はすねの内側についている筋肉が、ダッシュやジャンプ、ランニングを繰り返していると筋肉が傷つき炎症が起こって痛み出します。
施術では傷んだ筋肉組織を修復させる治療器を使用します。加えてスムーズに修復が促進するようふくらはぎやすねの前面の筋肉(足首や足指を上にあげたりまっすぐ伸ばしたりする筋)を柔軟にしていきます。
中学生は練習前のジョギングでもフォアフット(足の母指球とつま先で地面を蹴る)走法で走っているため、すねの内側の痛みが酷くならないようジョグやランニングでは踵から着地する走法で走ります。
すねの内側に痛みを抱えながら走ることは大変つらいことですが、先ずは傷ついた筋肉が更に酷くならないようにすることが大切です。痛みを感じない程度のジョギングなら大丈夫ですが、痛みを感じて無理をして走らない事です。
そして、自宅や学校でも出来るマッサージやストレッチを小まめに行ってもらい、可能な限り早期の治癒を目指します。
当院では「痛みを診る」に取り組み、超音波画像観察装置を使用して痛みの原因と患部の状態を目で見て確認しています。すねやふくらはぎの痛みでお悩みの方は当院までお問い合わせ頂き、ご予約の上ご来院下さい。きっと、あなたのお力になれると思います。
鶴ヶ島市 若葉 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
健康保険取扱、交通事故治療、労災治療、自費治療、
エコー画像評価(超音波検査機器)
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