【原因】調理の仕事をしています。医療機関や接骨院、整骨院、鍼灸院など通院しましたが、もう1年半くらい、左手の中指の痛みが続いています。毎朝、左手中指は曲げると引っ掛かって、伸ばし辛く痛いです(ばね指の状態)。
サポーター、湿布、温めてマッサージ、注射、痛み止めやビタミン剤服用など色々な治療を試しましたが、一時的に良くなっても完治していません。
【施術】左手中指の屈筋腱を触れると硬く痛みがあります。超音波画像観察を行うと左手中指の屈筋腱が右と比較して太くなっていました(画像、白線で囲んだ腱の比較)。
主婦の診察時の第一声は「本当に腱鞘炎の治し方ってあるんですか!?」でした。1年半もの間、痛みが続いているのですから、そのように仰るのも無理はありません。
腱鞘炎は、突き指など1度の外力によってなってしまうものではなく、日常生活の家事育児、仕事、スポーツなどの負担によって、気が付かない間に少しずつ屈筋腱が太く硬くなってしまいます。
そうすると周りの組織との摩擦によって腱が傷んで、治そうとする反応の炎症を起こしてしまいます。
スポーツは腱鞘炎が治る間、休めばよいのですが、家事育児、仕事は休めない方がほとんどです。ですから、太くて硬い腱が何もしなくても柔らかく細い、元の状態になることは難しいです。
主婦には週に3回、通院して頂いていますが、それでも不十分です。通院できない日は自宅と職場で腱を柔軟にするケアを行ってもらいます。テレビを見ている時など安静にしている時にズキズキ痛い時は過剰に炎症が強まっているため、適切な炎症状態に落ち着かせる目的で保冷材などの氷で患部を30分以上アイシングします。アイシングの回数も重要になり、1日決めた回数を行ってもらいます。
また、施術で行っているマッサージなどの手技療法を上腕部から前腕部まで自宅や職場でも行ってもらいます。
当院では「痛みを診る」に取り組み、痛みの原因と患部の状態を目で見て確認しています。腱鞘炎や手首、手指の痛みでお悩みの方は当院までお問い合わせ頂き、ご予約の上ご来院下さい。きっと、あなたのお力になれると思います。
鶴ヶ島市 若葉 ふじみ接骨院
健康保険取扱、交通事故治療、労災治療、自費治療、
エコー画像評価(超音波検査機器)
疲労骨折、骨折、肉ばなれ、ねんざ、打撲、脱臼、
成長痛治療、スポーツ肩・肘・膝治療、産前産後ケア、
骨盤矯正
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