鶴ヶ島市のふじみ接骨院は腰痛・肩痛・膝痛や交通事故の治療にも対応

• 2024年09月19日
• カテゴリー：肘・手首・指の痛み

川越市　中学生　右肘の痛み　右肘が痛い「ボールを投げられません…」内側野球肘

【原因】硬式野球クラブチーム所属。内野手。キャッチボールから徐々に遠投をする練習中に右肘に痛みを感じました。少し我慢をして遠投を続けていましたが、痛みが強くなってボールを投げられなくなりました。

1週間ほどアイシングとストレッチを続けていますが、ボールを握って投げる動作をしようとすると右腕に力が入りません。握力が低下しているように感じます。

【施術】右肘の内側の骨（上腕骨内側上顆）を押すと痛みます。右肘をゆっくり大きく曲げ伸ばしをしても痛みます。超音波画像観察を行うと右上腕骨内側上顆の骨の2箇所が剥離していました（画像、矢頭の先の白い線と矢印の先の白い塊）。

中学生は体の成長期で骨には成長軟骨があります（左肘内側（正常側）の画像をご参照ください）。成長軟骨は骨が伸びたり、太くなったりする場所ですが、その周囲は柔らかく筋肉の強い収縮力によって剥離することもあります。

肘の内側が損傷する場合は、内側野球肘と言います。肘の外側が損傷する場合は離断性骨軟骨炎（上腕骨小頭OCD）と言います。中学生は外側の損傷はありませんでした。

施術では、剥離した骨の癒合を促進させる専用の治療器を使用します。また、投球に必要不可欠な肩や肘周囲の筋肉と関節の柔軟性を高める施術を行います。自宅や学校でも簡単にできるストレッチとマッサージを行ってもらい、早期の骨癒合を目指します。

当院、過去の症例はここをクリック下さい。

 

右肘内側（患部）

 

左肘内側（正常側）

 

当院では「痛みを診る」に取り組み、痛みの原因と患部の状態を目で見て確認しています。肘や肩の痛みでお悩みの方は当院までお問い合わせ頂き、ご予約の上ご来院下さい。きっと、あなたのお力になれると思います。

鶴ヶ島市　若葉　ふじみ接骨院　☎049-271-3570