【原因】投手です。約2ヶ月前の投球練習中に右肘内側に痛みを感じました。当初はキャッチボールをするだけでも痛みがありました。現在はテーピングとサポーターをつけて右肘に負担を掛けないようにしていますが、少し強く投げるとその後はズキズキ痛みます。
【施術】投球動作をやってもらうと右肘内側に違和感を感じます。その場所を押すと痛い箇所があります。超音波画像観察を行うと右肘内側の骨(上腕骨内側上顆)が剥離していました(画像、丸の中の白線が2重になっている。正常側とのシェーマを比較ください)。
中学生の右肘は痛くなってから2ヶ月経過していて骨癒合が進んでいる状態です。施術では専用の治療機器を使用して剥離した骨を完全に癒合させます。今後はシーズンオフになるため、練習では強い投球は避け、痛くない範囲のキャッチボールにします。
中学生の骨は成長期のため柔らかい軟骨部分があり、筋肉の収縮や関節の動きによって剥離する場合があります。軟骨が癒合してくると痛みが軽減するので治ったと勘違いして練習を再開するとまた痛めてしまいます。損傷した軟骨組織の治癒経過によって段階的に出来る練習を少しずつ増やしていくことが結果的に早い治癒に繋がります。
当院では「痛みを診る」に取り組み、超音波画像観察機器を使用して痛みの原因と患部の状態を目で見て確認しています。肘や肩の痛みでお悩みの方は当院までお問い合わせ頂き、ご予約の上ご来院下さい。きっと、あなたのお力になれると思います。
鶴ヶ島市 若葉 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
健康保険取扱、交通事故治療、労災治療、自費治療、
エコー画像評価(超音波検査機器)
疲労骨折、骨折、肉ばなれ、ねんざ、打撲、脱臼、
成長痛治療、スポーツ肩・肘・膝治療、産前産後ケア、
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