【原因】内野手。守備練習をしていた時に1塁へ送球したところ、右肘に痛みを感じました。その後、ボールを投げるのは、軽くキャッチボール程度にしていますが、2週間経過しても右肘の内側の痛みが続いています。
【施術】右肘の内側の骨(上腕骨内側上顆)を指で押すと痛いです。ボールを握らないで投球動作をしても痛いです。超音波(エコー)画像観察をしてみると右上腕骨内側上顆に付着している筋肉(円回内筋)が1部剥離して内出血していました(画像、丸の中の黒い箇所)。
肘の内側の骨や筋肉、靱帯を損傷する内側型野球肘です。肘の外側の軟骨を損傷する外側型野球肘は離断性骨軟骨炎と言いますが、今回は肘外側は痛めていませんでした。中学生は1年半前にも右内側型野球肘になったそうで画像、矢印の先にその時に痛めて骨癒合した箇所が確認できました。
施術では患部の内出血の吸収と剥離した筋肉を癒合させるため、専用の治療機器を使用します。中学生は肩甲骨周囲や右上肢の筋肉が硬いため、スムーズに復帰する目的で柔軟な状態に改善していきます。4月に練習や練習試合に出られるように自宅や学校でもできる簡単なケアを継続してもらいます。
当院では「痛みを診る」に取り組み、超音波画像観察装置を使用して痛みの原因と患部の状態を目で見て確認しています。肘や肩の痛みでお悩みの方は当院までお問い合わせ頂き、ご予約の上ご来院下さい。きっと、お力になれると思います。
鶴ヶ島市 若葉 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
健康保険取扱、交通事故治療、労災治療、自費治療、
エコー画像評価(超音波検査機器)
疲労骨折、骨折、肉ばなれ、ねんざ、打撲、脱臼、
成長痛治療、スポーツ肩・肘・膝治療、産前産後ケア、
骨盤矯正
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