【原因】小学生高学年で野球少年団所属です。ポジションはピッチャー。昨年12月に練習試合をダブルヘッダーで行い、2つの試合で投球を行った。試合後、クールダウン中のキャッチボールで左ひじの内側に痛みを感じた。
1週間、安静にしていて様子を見ていたが、痛みは軽減しなかった。
【施術】左肘関節の内側(上腕骨内側上顆)を押すと痛みます。左肘関節を曲げて投球ポジションを行っても、左ひじの内側が痛みます。超音波画像検査を行うと左の上腕骨内側上顆が剥離して損傷していることが判りました(画像丸の囲み、白い線が1本ではなく2本になっている)。また、内側の靱帯が右の正常側と比較すると腫れて厚くなっていました(画像T字の長さの差)。
外側野球肘(離断性骨軟骨炎)にもなっていないか、確認しましたが大丈夫でした。治療では剥離した骨を癒合させる超音波治療を行います。
小学生は肘や肩関節、胸郭体幹が硬いので柔軟にする施術を行い、肘や肩にかかる負担を軽減します。
野球肘は小学生から高校生までの成長期に見られるます。スローイングやバッティングで上腕骨の内側や外側の軟骨を痛めてしまいます。小学生は約1か月半ほど投球禁止とし、治療に専念しました。軟骨の癒合が認められた後、1ヶ月かけてキャッチボールから練習試合に出られるようになり治療が終了しました。
当院では「痛みを診る」に取り組み、痛みの原因や患部の状態を目で見て確認しています。成長期のお子様が肘の痛みを訴えている、肘の痛みが出る時と出ない時を繰り返していてお悩みの方は、当院までお問い合わせいただくか、直接ご来院ください。
きっと、あなたのお力になれると思います。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ℡049-271-3570
健康保険取扱、交通事故治療、労災治療、自費治療、
エコー画像評価(超音波検査機器)
疲労骨折、骨折、肉ばなれ、ねんざ、打撲、脱臼、
成長痛治療、スポーツ肩・肘・膝治療、産前産後ケア、
骨盤矯正
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
15:00~20:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - |
休診日:土曜日午後、日曜祝日