【原因】練習試合でピッチングをしている時に右肘内側に痛みを感じました。そのまま投げ続けましたが、その回が終わって軽くキャッチボールをしても痛かったので交代してもらいました。
1週間ほどストレッチを入念にやって、練習ではテーピングとサポーターを装着してキャッチボールしましたが、痛みは軽減しませんでした。
【施術】右上腕骨の内側を指で押すと痛みます。右腕を投球ポジションにしてみても右肘の内側が痛みます。超音波画像観察を行うと上腕骨内側の骨の一部がめくれる様に剥離していました(画像、丸の中の箇所。シェーマをご参照ください)。
成長期の骨には成長軟骨(骨が大きく伸びる部分)があり、その成長軟骨は柔らかな組織のために筋肉の強いけん引力で剥離などの損傷が起きやすくなっています。
右上腕骨内側も成長軟骨となっており、そこに前腕屈筋腱が付着しているために、投球動作に伴う筋肉の収縮力で軟骨を損傷(剥離)してしまいました。
剥離した軟骨を癒合させる専用の治療器を使って施術します。癒合する数か月間は、癒合する段階によって少しずつキャッチボールからピッチングが出来るようにしていきます。痛みが無いからと言って投球を始めてしまうと、折角くっつきかけた軟骨組織が再損傷してしまうので、慎重に復帰していきます。
当院では「痛みを診る」に取り組み、超音波画像観察で患部の状態や痛みの原因を目で見て確認しています。肘や腕の痛みでお悩みの方は当院までお問い合わせ頂き、ご予約の上ご来院下さい。きっと、あなたのお力になれると思います。
鶴ヶ島市 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
健康保険取扱、交通事故治療、労災治療、自費治療、
エコー画像評価(超音波検査機器)
疲労骨折、骨折、肉ばなれ、ねんざ、打撲、脱臼、
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