【原因】バスケの練習中にボールを受けそこない、右手薬指を捻挫(突き指)してしまいました。突き指当初はそれほど痛くなかったのですが、時間の経過と共に痛みが強くなってしまいました。翌日は湿布とテーピングをして練習しようとしましたが、曲げても痛いし、反らせても痛いので途中から練習を見学しました。
【施術】右手薬指の第2関節が少し腫れています。強く深く曲げようとすると痛みますが、反らすほうがもっと痛みます。超音波画像観察を行うと第2関節の掌側板が基節骨から剥離して内出血していました(画像矢印の黒い箇所)。
掌側板は、手のひらの関節にある線維性軟骨組織で、指が反り過ぎないようにするストッパーの役目をしています。突き指の際に指の関節が過伸展(反り過ぎ)して痛めてしまいます。
施術は、突き指の痛みと腫れ(内出血)が軽減するよう、専用の治療器を使用します。日常生活では患部をアルミのシーネ(板)で固定します。関節が曲げられるようになったら、テーピング固定に変更します。
中学生の母親から「骨折を見分ける方法は?」「早く治す方法は?」と質問がありました。骨折をしている場合は、受傷直後から出血による腫れが著明で安静にしていても強い痛みがあることが特徴です。早く治すには受傷後、すぐにアイシングをして、可能な限り安静(動かさない)と固定が必要です。
当院では「痛みを診る」に取り組み、痛みの原因と患部の状態を目で見て確認しています。手や指の痛みでお悩みの方は当院までお問い合わせ頂き、ご予約の上ご来院下さい。きっと、あなたのお力になれると思います。
鶴ヶ島市 若葉 ふじみ接骨院 ☎049-271-3570
健康保険取扱、交通事故治療、労災治療、自費治療、
エコー画像評価(超音波検査機器)
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